生成AI が急速に進化する昨今にあって、企業が求める人材像も変化を遂げています。
デジタル中心の時代にあっても人間中心に顧客価値や企業価値の向上をめざす人材こそが「デジタル人材」であり、求められるスキルや知識は事業領域からデジタルまで幅広いものとなっています。中小・中堅企業にかかわらず、こうしたデジタル時代に求められるデジタル人材をどのように育成していくのか、その方策を探っていきます。
日 時:2024年12月6日(金) 13:30~16:00 (開場 13:15)
場 所:オンライン開催(Zoom)
参 加 費: 無料
参加対象:中小・中堅企業経営者、同経営幹部、DX 推進責任者(CDO)、IT 部門責任者(CIO)など
上記企業のデジタル化支援団体関係者、IT コーディネータ
プログラム
講演(13:35~14:05)
デジタル人材育成および確保の効果的な手立てや手順について (約30分)
~ 企業のDX を成功に導く!実践的なデジタル人材育成戦略 ~
講師:(独)情報処理推進機構(IPA)
デジタル人材センター 人材プラットフォーム部 研究員 峯岸 誠 様
デジタル人材育成モデル」は、企業の規模に関係なく活用できるものですが、特に人材不足に悩んでいる中小企業のみなさまへ、デジタル人材育成の最前線の情報と知見をお届けします。(独)情報処理推進機構(IPA)が提唱する最新モデルを基に、企業が直面する人材育成についての課題を解決するための具体的な手法を解説します。
本講演では、モデル策定の背景や、成功事例から得られた知見を、プロジェクトリーダー自らが詳しく解説します。デジタル化が進む現代において、企業が生き残るための必須スキルを理解する絶好の機会です。
事例報告(14:05~15:00)
ブリッジエンジニアがDX を推進!
~経験豊富な人材がデジタル武装して現場とIT を繋ぐ~
講師:株式会社樋口製作所
常務執行役員(経営企画・情報システム・製造担当) 石田 清孝 様
樋口製作所様は、これまで、IoT によるデータ取得・可視化の仕組みや、トレイサビリティシステム、属人化したノウハウのAI による技術伝承などを次々に整備し、様々な角度からDX を推進されています。
これらの体制を支えるのは、現場とデジタルをつなぐブリッジエンジニア。現場を熟知した人材がデジタル技術を学び、現場の困り事と作業の理解に基づき情報技術を駆使して解決しています。
DX セレクション優良事例(経済産業省)にも選ばれた樋口製作所様の人材育成プランやこれからの方向性などにつき、具体的な取り組み事例を踏まえてお話しいただきます。
ディスカッション(15:00~15:20)
ディスカッションQ&A タイム
講演と事例報告に登壇いただいた、IPA 峰岸様、(株)樋口製作所石田様に、報告とは別角度からの当時の状況や「デジタル人材育成モデル」の事例として取り上げた経緯などを対話していただきます。
講演(15:20~15:50)
実践で役立つ!デジタルスキル習得の最前線「マナビDX」 (約30 分+QA)
~ 人材不足に悩む経営者必見!マナビDX で組織全体のレベルアップを ~
講師:(独)情報処理推進機構(IPA)
デジタル人材センター エキスパート 藤中 紀孝 様
デジタル化が加速する現代において、企業の成長には、デジタル人材の育成が不可欠です。IPAが提供する「マナビDX」は、従業員のデジタルスキルを効率的に向上させ、企業の競争力強化を支援します。
社員のスキルアップやリスキリングを支援する最適なツールとして、本講演では、マナビDX を活用した社員教育の事例や、効果的な導入方法についてご紹介します。企業の成長に不可欠な人材育成を、マナビDX で実現しましょう。
お知らせ 「ITC 近畿会の活動について」
閉会 16:00(予定)
主 催 特定非営利活動法人ITC近畿会
共 催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後 援 [順不同・敬称略]
経済産業省 近畿経済産業局
一財)関西情報センター
大阪信用金庫
尼崎商工会議所
特定非営利活動法人JASIPA 関西支部