特別講演:サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久 様
DXという言葉がビジネスの世界に定着して数年が過ぎ、DXとは何か、DXに取り組むべきかという段階から、DXにより自社をどのように変革し、競争優位を確立できるのかという段階に移りつつあります。
多くの企業がDXへの取り組みを開始し、既に大きな成果を上げている企業もある反面、不安定な社会情勢のなかで活路を見いだせないままの企業もあり、その格差は拡大しているように思えます。
IT経営カンファレンス2022in近畿では、今まさに転換期を迎えている中小企業の皆様が、自社のDXをさらに一歩前に進めていただけるように、先進事例や最新のデジタルソリューションを交えてご紹介します。
なお、今回のIT経営カンファレンスでは、ご希望の講演を選んでいただけるよう、開催時間中の入退出は自由です。
日 時:2022年12月8日(木) 13:00~17:00 終了しました。
場 所:オンライン開催(Zoom)
募集人数:定員 80名
参 加 費: 無料
プログラム
ZOOM入場開始 12:30~ 開会:13:00
基調講演:中小企業におけるDXとの向き合い方 - アフターコロナ時代を見据えて -
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 野村 真実 様
特別講演:DXを加速する技術と組織 - ノーコード革命 -
サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久 様
パネルディスカッション:ITコーディネータ、kintoneと斯く戦えり
ゲスト:サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久 様
パネラー:ITC近畿会 kintone研究会
講演:最新の中小企業アンケートからわかる受注業務のDX化を阻む3つの課題と具体的な解決策
株式会社アイル BtoB EC推進統括本部 松岡 憲二 様
基調講演(13:05~14:00)
中小企業におけるDXとの向き合い方 ー アフターコロナ時代を見据えて ー
VUCAと呼ばれている先の見えない環境変化の中で、様々な組織でDXの推進が大きな関心毎となっており、どのように向き合えばよいのかの問いは増え続けています。今をチャンスと捉え、変わろうとすること、チャレンジすることの重要性は、明治維新と同じ状況なのかと想像しています。DX成功事例や体制を作り、取り組みを始めた事例を紐解くことで、本日お集まりの中小企業の皆様にヒントになれば幸いです。
講 師
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 野村 真実 様
《プロフィール》
1962年生まれ。鹿児島県出身
1987年 鹿児島大学理学部卒業
日本ユニシス株式会社(現BIPROGY株式会社)入社
2003年 ITコーディネータ資格取得
2004年 経営学修士(MBA)取得
2007年 日本ユニシス株式会社退社
千葉IT経営支援有限責任事業組合・理事長就任
2011年 同組合解散、一般社団法人千葉IT経営センター設立・代表理事就任
2018年 一般社団法人中小企業IT経営センターに改名
2022年 同センター名誉会長就任
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会会長(現職)
特別講演(14:00~15:00)
DXを加速する技術と組織 ー ノーコード革命 ー
日本の「失われた30年」とは、デジタル技術を軽視して進化が遅れ続けた30年。
ついに「デジタル敗戦国」と呼ばれるまでになりました。コロナ禍でようやくDXに目覚めたものの、今までデジタル人材を育成してこなかった上に、少子化によって若者が激減しており、先行きが危ぶまれています。しかし、この危機を乗り越える強力な道具「ノーコード」が誕生しました。この新技術を使いこなすことで、DXを急速に進める組織が増えています。
今回の講演では、事例を交えてそのノウハウを共有いたします。
講 師
サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久 様
《プロフィール》
1971年生まれ。愛媛県今治市出身。
大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、
松下電工(現 パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。
2005年4月代表取締役社長に就任。
社内のワークスタイル変革を推進し、最高で28%あった離職率を大幅に低減するとともに、
3児の父として3度の育児休暇を取得。
また2011年から事業のクラウド化を進め、2020年にクラウド事業の売上が全体の75%を超えるまで成長。
総務省、厚労省、経産省、内閣府、内閣官房の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーを歴任し、SAJ(一般社団法人ソフトウェア協会)筆頭副会長を務める。
著書に『ちょいデキ!』(文春新書)、『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)、
『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』(PHP研究所)、
監修に『「わがまま」がチームを強くする。』(朝日新聞出版)がある。
パネルディスカッション(15:00~15:30)
ITコーディネータ、kintoneと斯く戦えり
ゲスト:サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野 慶久 様
パネラー:ITC近畿会 kintone研究会 代表 株式会社寺子屋 藤岡 悠一
社会福祉法人なづな学園 北野 幸雄
株式会社NTTデータNJK 中浜 進一
モデレータ:ITC近畿会 理事 左川 睦子
講演(15:40~16:30)
最新の中小企業アンケートからわかる受注業務のDX化を阻む3つの課題と具体的な解決策
当セッションでは、未だアナログ業務が色濃く残る受発注業務におけるDX化ツールである、WEB受注システムについて解説します。
弊社が今年の9月に、500社以上の中堅・中小企業を対象に実施した『受注業務の実態調査アンケート』の結果をもとに、WEB受注システムを導入に対する際の課題、それに対する具体的な解決策などを実際の導入事例を交えながらお伝えします。
講 師
株式会社アイル BtoB EC推進統括本部 松岡 憲二 様
《プロフィール》
ベンチャー系ECベンダーにてセールスプランナー、ECコンサルタント、事業責任者として十数年従事した後、株式会社アイルに入社。大規模ECサイトからASPカート利用のスタートアップサイトまで様々な種類のサイト構築を経験。BtoCとBtoB、両方のノウハウを併せ持つことが強み。
お知らせ(16:30~16:50)
DX推進のお手伝いはITC近畿会に!
登 壇 ITC近畿会
主 催 特定非営利活動法人ITC近畿会
共 催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後 援 経済産業省 近畿経済産業局、大阪信用金庫、
(一財)関西情報センター(KIIS)、尼崎商工会議所