理事長の挨拶


理事長 垣見 多容
理事長 垣見 多容

明けましておめでとうございます。

理事長の垣見多容です。今年もよろしくお願いいたします。

 

さて、この3年にわたるコロナ感染との戦いも、ようやく、ウィズコロナ、コロナ感染と共存していくという方向が見えてきたかに思えます。

このウィルスについても他の感染症同様、根絶は将来の課題としつつ、重大な影響は回避し日常生活や経済活動を維持拡大していくという取り組みを進めていく必要があると感じています。

 

一方、目を転じれば、円安や地政学的要因による経済的不安定さも、中国や欧米の景気後退を織り込みながらも、世界経済、および、日本の経済についてはあまり悲観的過ぎることのない程度には底堅さを見せているようです。

しかしながら、国内の経済の先行きについては、予断を許さない面もあります。

ひとつの理由として、我が国の企業における生産性の改善がいまだに遅れていることです。

そのことが、かつて技術大国であった日本の低迷の根本原因ともいわれる人材不足、特に高度技術人材の不足を招いているともいわれています。

政府もその対策として、昨年以来、リスキリングを標榜し、年末には、デジタル人材の要求仕様として「デジタルスキル標準」を策定、公開しています。

こうした流れに呼応する意味でも、IT人材であり、DX人材の総合集団であるITC近畿会は、今年さらなる飛躍をめざしていく必要があると考えています。

 

大阪信用金庫とタイアップした「課題解決型マッチングフェア」が3月14日に開催されます。このイベントには12名のITCが参加いたします。この取り組みを契機として、これまで、ITC近畿会を紹介することはあっても、そこに所属するITCを前面に打ち立ててのアピールができてこなかった反省に立って、2023年は、ITC近畿会に所属のITCを、広くアピールしていきたいと考えています。

 

ITC近畿会は、今年、DX人材集団としてのITC近畿会を広くアピールし、みなさんのお役になってる年とするよう尽力していきたいと思います。

 

引き続き、ITC近畿会をよろしくお願いいたします。

 

2023年1月